ものづくりの町、新潟県三条市にある山谷製作所の職人が作り上げる鰹節削り器「台屋」。何十年と修行を重ね生み出される台屋の鰹節削り器には、細部にまで渡り繊細な息づかいが感じられます。
和モダンデザインの鰹節削り器。大工道具の刃物作りで有名な新潟県与板町で仕立てた特別注文の青紙鋼の鉋刃を、本職の大工さんが使うものと同じく丁寧に仕込み、よく切れるカンナを作り上げました。箱の素材には、濃いブラウン色が美しい高級木材のウォルナットと、北欧家具にも多用されている明るく軽やかなブナの2種類をご用意。無垢材を削り出して作った箱は、継ぎ目がなくツルリとしています。食卓においても違和感のないコンパクトで和モダンな形。必要な分だけ鰹節を削ってその場でふりかける、新しいライフスタイルをおすすめします。試し削りをして出荷するのですぐに削りたての鰹節を楽しめます。
台屋の鰹節削り器を一回りコンパクトな形状にした削り器「赤香」。もっと手軽に、もっと楽しく、の”もっと”を詰め込み、テーブルに置いて食事をしながら削りたての鰹節を楽しめるジャストサイズを目指しました。カンナは同じ素材で、箱は直線基調のデザインで存在感あるウォルナットと、北欧家具にも使われている木肌の美しいブナの2種類からお選びいただけます。カンナは高級刃物鋼である青紙鋼を使用し、長期間切れ味を保ちます。カンナを取り外すと、無垢材をくり抜いた丸い器のようです。
台屋はものづくりの町、新潟県の三条市にて(有)山谷製作所の中で立ち上がりました。
有限会社山谷製作所は、1947年創業。木工業ではありますがメインで作っているものは鉋(かんな)の木の部分である”鉋台”と少々変わっています。現在は二代目と三代目が家業を守っています。
大工道具の鉋は刃と台(木部)をそれぞれ専門の職人が製造しています。刃を作るほうを「かんなかじ」と呼び、台を作るほうを「だいや」と呼んでいました。その呼び名がそのまま私たちの名前となりました。